町営駐車場傍の「感恩講」

元社会福祉法人感恩講の事務所です。洋館の木造建築は増田では珍しく、現存するのはこの建物だけです。文政10年(1827)大晦日、当時の秋田藩町奉行橋本五郎左衛門は年末の挨拶に訪れた藩御用商人、那波祐生(第8代那波三郎右衛門)藩主佐竹義厚侯の意向として困窮者救済の資金調達方法について検討を求めました。文政12年(1829)、藩よりこの団体に「感恩講」という名称が与えられました。創始者とその子孫は各地に感恩講の必要性を説いてまわり、設立が進みました。増田でも1882年(明治15年)に設立、事業を開始したとされています。那波家と古くから繋がりある長江家や東海林家、本町の千田家が在町する主な関係者となってしまいました。設立当時の建物はありませんが昭和2年頃建てられたここだけが残っています。
感恩講は、凶作に備えてお米や種モミを備蓄していたほか、生活に困窮している人について調査し、必要と認められた人には、お米を分け与えたり、病気であれば薬を買うお金を与えて、生活を助けたそうです。当時は飢えて亡くなる人も多かったそうですから、まさに命をつなぐ事業だったのですね。


感恩講正面イラストのコピー
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